ページ

羽田雄一郎を急死に追い込んだ1年掛けてもお粗末なPCR検査体制


羽田雄一郎の急死のニュースには誰も驚いただろう。

コロナは軽症、中等症からいきなり急死する事例があるとは聞いていても、誰もが監視する国会議員なら、早い段階で、それなりの手当てが受けられるから、病院へ一度も行かないで、いきなり急死などは考えられない。

何が問題だったのか?

*

テレ朝モーニングショーでもこの問題を取り上げて、問題課題の抽出を議論していたら、女性のコメンテーター弁護士菅野朋子(かんのともこ)は「こんなこと後では何とでも言える」とか言って急死も受け入れるしかないようなコメントをしていた。隣の青木と衝突していたが、こんな人の命を軽く考える弁護士がいるのに驚くし、テレビで堂々と人権軽視の発言しているのを見ると、この女の方が病気じゃないかと思うくらいだ。テレビも一瞬凍り付いた状況。普通じゃない。

周囲に意見を求めると、この女性の評判は相当悪い。頭は良さそうだけど、スタジオの流れと意見が違っているのか、この人たちとは違うんですアピールか、よく分からないが、発言がずれているようだ。意見が違っていて悪い訳はないが、 要は、理解を得るための説明力になる。切って捨てるようなものの言い方は共感を得るものではない。

1人の中年の男があっさり死んでしまったことへの哀悼の気持ちもなさそうだが、人として問題だろう。

*

はたゆういちろう-羽田雄一郎

羽田雄一郎

羽田孜の息子。

地元長野は親の地盤を受け継いだもの。選挙での苦労はさほどでもなかったか。

あっさり。前兆もなく。急死。油断があった。羽田雄一郎の秘書は?。

/

  • 23日地元長野イベントで弁当に手を付けず。
  • 24日羽田議員の秘書から参院診療所にPCR検査問合せ。症状が無い人は不可との回答。
  • 24日夜38度6分の高熱。
  • 25日インターネットでPCR検査申し込み。予約が取れたのが27日の午後。
  • 27日PCR検査に向かう移動中の車の中で容態急変で救急車。
  • 28日死亡発表 

/

24日の秘書と参院資料所とのやり取りが全てだ。本当に症状も何もないのにPCR検査の相談を診療所に入れるか。感染者との農耕接触の疑いがあるならそれを説明すべきだし、食欲もなく、既に発熱しているではないか。24日は羽田にとも羽田の秘書にとっても一大事の1日だった筈。

翌日のんびり、インターネット予約で、検査は27日予定で、結果が分かるのは28日なの。疫学体制の馬鹿の証明か、本人が死んだら28日当日にPCR検査が終わっていた。 

感染を疑ったら我慢してはいけないし、周りも我慢を強いてはいけない。

秘書は感染を疑う経緯を理解していなかったのか。羽田の持病を知らなかったのだろうか。

感染してしまった本人には適切な判断能力は失われていることを理解していただろうか。

インターネットの予約で安心していたのだろうか。どうして病院に行かせなかったのだろうか。

秘書は、24日の診療所とのやり取りが全てだったと気付くだろう。診療所側の姿勢も問題だ。コロナの扱いは油断すると人の命が掛かっているという危機認識が全くできていない。それはとりもなおさず、秘書がどのように説明したかに掛かっている。

/

秘書を責めるのは適切でない。

秘書自身が自分を責めているかも知れない。

追い打ちをかけるようなことは慎むべきだ。

結果論は何とでも言える。秘書は秘書なりにベストを尽くしたに違いない。そう信じてあげたい。

コロナを甘く見ていたとしたら、菅義偉も二階も、その他大勢の国会議員も地方議員も、はるかにコロナウイルスをなめきったようなことをしているのだから、羽田雄一郎が責められる性質のものではない。

感染するなら、菅義偉か安倍晋三か、無責任な責任者の方が良かったと思う人は少なくないだろう。

/

50過ぎたところで早々と親父様のところへ行くこともなかったのに。キャリア的にはまだこれからの人だった。長野がまた少しざわめくに違いない。

/

公人を急死に追い込む無責任政策

新型コロナウイルス感染症との戦い。安倍晋三。菅義偉。立派な第1級戦犯だろう。1年掛けてもPCR検査体制を充実させることが出来なかった。いまだに××縛りを続けている。相手が国会議員と言う公人でもつまらないフィルターを作って除外している。菅義偉がどんな言い訳をしようが目の前で春先の悲劇が繰り返されている現実は無視できまい。菅義偉の好きなエビデンスは目の前に突き付けられているのだから。

菅義偉の謝罪コメントも何もない。此処に至っても他人事なのだ。


『間違いだらけのGoToキャンペーン2020』

 

菅義偉

『間違いだらけのGoToキャンペーン2020』

菅義偉がしでかしたこと。

  • 閣議決定を自ら破る。
  • 最悪のタイミング。
  • 方法論としての間違い。感染症の特性を無視した矛盾する感染拡大策が実態。
  • エビデンスのブーメランと無知無能露呈。
  • 部分制約による渋滞誘発。感染も誘発。
  • 先頭に立っての説明不足。責任感意識の低さ露呈。熱意の低さも露呈させた。
  • 論理的思考能力の低さも露呈させた。
  • 説明力の低さ。学術会議問題に通じる無能。
  • 結局人を移動させ日本中に食事接触機会の増やして感染の後押しをしただけ。


結局。こいつは只の馬鹿。

安部を最長支えた官房長官でなくて、安部に支えられてきただけの官房長官だった。

/

https://toyokeizai.net/articles/-/396428

菅首相、迷走するGoTo事業停止の重すぎる代償

事実上の「政策失敗宣言」、問われる首相の器

泉 宏 : 政治ジャーナリスト

2020/12/16 5:30

愚者の愚問『GoTo止めたらコロナも止まるの?』


/

政府の提灯持ち開設者:田崎史郎の馬鹿は治らない。テレビで平気で愚問を投げかけてくる。こいつが、菅義偉に詭弁のネタを仕込んでいるのかと思うくらいだ。

/

GoToは史上最悪の経済政策だけど、 GoTo始めた張本人はこんな馬鹿な質問をしている。

街中の市民へのインタビューでも同じようなことを口にしている人がいる。

何も知らない一般の人とを政治の責任者と同じテーブルに乗せる訳には行かない。菅義偉は問題の性格を熟知していなければいけない。

/

1つの例え話:

1回目の山火事は、消火活動が上手くいって、火を消し止めることに成功した。相当の水を撒いたので温度が少し冷えた。

2回目の山火事は、消火活動はまあまあの程度でやめてしまった。撒いた水の量は少ない。

まだ、火がくすぶっているところに、

これじゃ寒いからと言ってガソリンを撒き掛けた。

3回目の山火事は、従来の山火事の程度をはるかに超えて、一気に燃え上がった。

あったかいと喜んでいる人もいる。あまりの熱量でやけどをしたり、焼け死ぬ人まで出てきた。

それでも、まだ寒がっている人もいるからと言ってガソリンを撒き続けている。

(ここで質問) ガソリンを撒くのをやめたら山火事は消えるか?

常識で推定するなら、

既に火がついて燃え上っている状態から、ガソリン撒きをやめたからと言って直ぐに鎮火するのは想像が難しい。

早く消そうというなら、1回目で使ったよりたくさんの消火剤が必要だろうと言う推測も出来る。

*

菅義偉、加藤、西村がやったことは、山火事で消火剤を撒かないでガソリンを撒いたということ。寒がっている人に毛布を届ければいいのに、個別の対応をしないで、山全体を燃やしてあっためようとしたこと。

この

筋の悪い施策がGoToということは自明ですね。

/

感染症の存在が無い時にプランした経済再生の方法論を 、十分な検証もなく、感染症が終わっていない中で始めてしまったことが最大の問題。

閣議決定はコロナ終息後と正しい決定をしているのに、誰かの、暴君でもいるのかな、勝手な判断で始めてしまったことが最悪の事態を招いている。

/

 

尾身茂は最初に謝罪ではないのか?

尾身茂は最初に謝罪ではないのか?

尾身茂は、コロナ禍でGoToキャンペーンを始める時の多くの批判 に対してどういう説明をしたか忘れたのか。

カメラの前で「移動することで感染することはない」と言い切ったのを忘れたのか。

馬鹿なことをいうものだと常識があれば分かることでも、

常識さえも不十分な菅義偉は、専門家のお墨付きを得たとばかりに 、GoToで感染は拡大しないと自分勝手に解釈をしたかもしれない。

恐ろしいことを想像すると、最初は尾見茂自身がGoToでは感染拡大しないと信じていたのだろうか。感染の急激な拡大を見て、言い分を変えた可能性が残る。

尾身茂が残した重大な罪の1つではないか。

トラベル(旅行)に出て、食事をしない奴はいない。イートに出て食事しない奴はいない。人がウイルスを運び、食事接触でウイルスが暴露する。曝露は感染に繋がる。

旅行から帰って、今度は家族と食事接触し、家族の感染が始まる。旅行移動の必然だ。

この必然を無視して、移動で感染はしないとか、非現実的なマスク会食を持ち出したり、エビデンスを示すべき側がエビデンスが無いとして、感染拡大を放置した罪は大きい。尾身茂も片棒を担いでしまったのに、そのことへの、反省も謝罪もないまま、今更、移動の停止が重要と言っても無責任すぎる。


https://jp.reuters.com/article/japan-covid-travel-idJPKBN28Q07B

GoTo再考含め人の移動の停止が重要と「再三提言」=尾身氏

ロイター編集




政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長は16日午前の衆院内閣委員会閉会中審査に出席し、GoToトラベル再考を含め、感染拡大防止には人の移動の停止が重要だと「再三」提唱してきたと述べた。写真は、2020年7月10日に東京都内で開かれた記者会見で撮影。(2020年 ロイター/Issei Kato)

[東京 16日 ロイター] - 政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長(地域医療機能推進機構理事長)は16日午前の衆院内閣委員会閉会中審査に出席し、人の移動によって二次感染が起きていることが明確になったため、政府の観光支援策GoToトラベル再考を含め、感染拡大防止には人の移動の停止が重要だと「再三」提唱してきたと述べた。今井雅人委員(立民)への答弁。

今井氏は、菅義偉首相が11日のインターネット番組でGoToトラベルが感染拡大の主要な要因でないとの提言を分科会からいただいていると発言したことについて、尾身氏に真偽を質問した。

尾身氏は「若い人は活動が活発なので、意図せずに感染が高齢者施設に広がることがあり、定量的にグラフで示せる」と指摘。「50歳以下の人が移動して二次感染を起こしていることがはっきりしきたので、人の動きを止めることが重要で、その一環のなかでGoToトラベルもある」と述べ、「本質は意図せず重症化が出るので、そのような文脈のなかでGoToも考えるべきと再三申し上げている」と強調した。

竹本能文※ 編集:青山敦子




https://www.asahi.com/articles/ASND942ZXND9ULBJ006.html

尾身氏「ステージ3地域、GoTo停止を」 衆院厚労委

新型コロナウイルス

土肥修一
2020年12月9日 12時39分

衆院厚労委で答弁する政府の新型コロナウイルス対策分科会の尾身茂会長=2020年12月9日午前10時15分、国会内、恵原弘太郎撮影

 政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長は9日の衆院厚生労働委員会で、「ステージ3相当の地域は今の感染状況を打開するには『Go To』含めて人の動き、接触を控えるべき時期だ」と述べた。高齢者や基礎疾患がある人を自粛としている東京都の「Go To トラベル」について、すべての人を対象に一時停止すべきだとの認識を示した。

 尾身会長はステージ3相当の感染拡大地域では「Go To トラベル」を含めて人の動きを止めるということは「世界的な感染対策上の合理的なオプション」だとも指摘した。

 一方、政府は8日に「Go To トラベル」と「Go To イート」を来年6月末まで延長することを決めた。尾身会長は延長に対する意見を問われ、「今の感染状況のときは中止した方がいいということを再三申し上げている」と指摘。「むしろ早く感染を下火にしてステージ2にしてから、またしっかりとやる方がトータルとしては経済的にも影響があるし、国民の理解が得られやすいんではないかと思う」と述べた。(土肥修一)


安倍晋三はアベノミクスで、菅義偉はGoToで、歴史的最低評価を受ける



この記事の人は完全に勘違いしている。菅義偉のGoToは決して経済政策ではありません。もしそう見えたなら修行が足りませんね。安倍晋三・菅義偉の超長期政権がコロナとGoToやっていることは、景気を喚起させる類の経済政策ではありません。

  • 1つは高齢者を死に追い込んで、年金と医療費のダブル負荷を一気に軽減させるもの。
  • 2つはGoToと自粛を繰り返して零細企業を殲滅させ、大手企業の国際競争力を強化せるもの。最初は観光業界で始めるが、農業も金融業も、次々とやっていく。最低賃金を引き上げて大手と中小の格差を決定的にする。
  • 支配する上級国民と、支配される下級国民に分けた明確な格差社会を実現。

この記事は読むと大変面白い。分かりやすい。よく見る人だけど流石と思わせる内容だ。

まずGoToを経済政策としてとらえた場合はトータルな意味で経済効果のない 施策に過ぎないことを説明してくれている。①需要の先食いをしただけで、②キャンペーン終了時の脱力感を考慮するとトータルではマイナス効果の可能性も指摘している。③さらには自粛馴れしたお得意様の高齢者が戻ってこなくなる分はさらにマイナス効果になる。

まあ、経済政策と言うより、一時しのぎの救援策と分かる。普通に純金をばらまいた方が良かっただろう。効果は同じで、感染リスクは拡大させずに済んだからね。まあ、普通はそう思うが、それでは元締めにとって旨みが無い。金を回してそこから吸い上げたい輩には純金バラマキは面白くない。

菅義偉の愚かさの指摘はその通りだと思うが、今は誰でも、子供でも知っていて適切に批判できる。

 -

残念ながらGoTo分断の下りは理解不能。難しい。 コロナが炎上してくると、分断なんて感覚は恐らく真っ先に消されてしまうだろうね。



https://toyokeizai.net/articles/-/393686

「Go To」は史上最悪の経済政策かもしれない

気持ちは分かるが、菅政権は過ちを犯している

小幡 績 : 慶應義塾大学大学院准教授
著者フォロー
2020/12/05 11:00

新型コロナの影響で、ついに通天閣には赤信号。なぜ筆者は「Go Toは史上最悪の政策」と言い切るのか(写真:アフロ)

いま政治の世界では、分断を拡大するのがはやっているらしい。

アメリカの分断はドナルド・トランプ大統領が深化させたが、日本の分断は菅義偉首相が作ったのではないか。

Go To分断だ。

明らかにこれほど間違った政策もないが、さらにこれほど、ほとんどすべての有識者が間違った批判をしている政策もない。その結果、Go Toは日本中を混乱に陥れてしまった。Go Toは「史上最悪の政策」だ。
なぜか。説明しよう。
なぜ「史上最悪の政策」なのか


まず、経済効果としてマイナスなのだ。有識者の代表的な議論は2つに集約される。

ひとつは「Go Toは経済効果があることは間違いない。だが今はコロナを抑えるのを優先させるべきだから…」という立場だ。もうひとつは「いや、経済が駄目になったら元も子もない。だからうまくGo Toを活用して…」という立場だ。

立場はこの2つのうちのどちらかであり、ほとんどの有識者は前者であり、菅首相とその周辺だけが後者である。しかし、実はどちらも間違いで、Go Toは経済効果がマイナスの政策なのだ。

「えっ?」と思われる方もいると思うので、説明しよう。理由は3つある。第1に、需要を一時的には喚起する。だがそれは「需要の先食いでしかない」からだ。なぜ旅行に飲食に皆が殺到したのか。それは税金からの大盤振る舞いの補助金が出ているからであって、補助金が出なくなればほとんど誰も行かなくなる。

さらにGo Toが終了すると、その後に旅行に行くのは馬鹿馬鹿しくなる。「ああ、もっとGo Toの時に行っておけばよかった」と皆が思い、Go Toを使った人も使わなかった人も、Go To終了後は旅行者が激減する。つまり先食いした以上に旅行客は減ってしまい「トータルの効果は大きなマイナス」となる。これが第2の理由だ。

経済学的に言うと、第1の効果は所得効果、第2の効果は代替効果(価格による)と呼ばれる。つまりGo To終了後は、ダブルで旅行消費は減り、まさにダブルパンチとなるのだ。

>

https://toyokeizai.net/articles/-/393686?page=2

「Go To」は史上最悪の経済政策かもしれない

気持ちは分かるが、菅政権は過ちを犯している

小幡 績 : 慶應義塾大学大学院准教授

2020/12/05 11:00

だから、菅政権は一時的に大阪や北海道を目的地とするGo Toを「中止」しただけでなく、一時中止地域を広げるかどうか議論になっているときに、現状の予算枠を使い切った後もGo Toを延長することを先に決めてしまっている。これは、Go Toを止めた瞬間にGo Toをやったことがむしろトータルでマイナスであったことに皆が気づいてしまうからではないか。

第3の理由として、観光業界から見ると、旅行してほしい人は旅行せず、業界全体への効果が相対的に小さい人々しか旅行してもらえないからだ。言い方は悪いが、コロナ感染をもともとあまり気にしない、かつ相対的に所得の低い人々が喜んで旅行に出かけるいっぽうで、観光業界としては「ドル箱の富裕層」あるいは「相対的に豊かな高齢者」の旅行は、むしろ激減してしまうからだ。

よって、優良な旅館、人気のあるホテルほど、Go Toは有り難くないのだ。「お得意様」である常連客は、いつも見かけない客が押し寄せているので、こんな混んでいるときにわざわざ行きたくない。高齢者は、旅行どころか、外出するだけでも慎重におそるおそる出かけているのに、混雑している観光地に行くなんて、とんでもない。よって、業界としても有り難くないし、トータルの観光消費としても、中長期的に見れば減少することになり、マクロ経済的にも望ましくない。
なぜ「Go To」は「罪深い」のか

このように、経済的にもマイナスの政策なのに「経済的には効果があることは間違いがない」と、ほとんどすべての人が思っている。そこですでに議論がおかしくなってしまっているのだ。

しかし、実はそれ以上にGo Toが罪深いのは以下の点だ。つまり「Go Toを大歓迎する人々」と「Go Toをよく思わない人々」とに、社会を真っ二つに分けてしまうことである。

これは、世論調査にも表れている。Go Toに関する調査は賛成と反対とがほぼ半々に常に分かれている。これは、日本の世論調査としては珍しいことだ。わが国では、常に長いものに巻かれようとするのか、目先の具体的なことについては、人々の意見はどちらかというと一つの方向に傾く(傾きすぎるのが問題になることも多いが)ことが、ほとんどだ。

しかし、Go Toでは「完全に2分されている」に等しい。コロナに対する国民の見方は、分かれているわけではない。緊急事態宣言をしたほうが良いかどうか、飲食店の深夜の営業を制限するかどうか、などは、多数派の意見ははっきりしている。

これは、Go Toのせいなのだ。すなわち、Go Toが世論を二分し、人々を二つの対立する集団に分け、社会を分断しているのだ。これがGo Toの最大の問題点であり、「史上最悪の政策」である理由である。



https://toyokeizai.net/articles/-/393686?page=3

「Go To」は史上最悪の経済政策かもしれない

気持ちは分かるが、菅政権は過ちを犯している

小幡 績 : 慶應義塾大学大学院准教授

2020/12/05 11:00

これには、もっと根本的な「日本社会の思考停止」にも問題がある。それは、すぐに「命と経済とどっちが大事なんだ!」という二分法で議論をしてしまいがちなことだ。

コロナ問題では、常にこの論法が持ち出される。今までは常に感染防止対策を最優先するための論理として使われ、人々の心理としても「感染防止最優先が大前提」としてしまう結果につながってきた。

これがエスカレートして、馬鹿馬鹿しいことに「何よりもコロナ感染防止」が重要となり「多くの高齢者がコロナにだけは絶対になってはいけないから」などと当然のように、日常会話の枕詞で使うようになってしまった。
「経済と命の二分法」に怒るのは理解できるが・・・

その結果、命の危険がコロナよりも高い深刻な疾患があるのに、コロナのことを、一般の人々だけではなく行政府も病院も恐れることになってしまっている。その結果、意味不明なまでに過剰な対応がなされ、滑稽なまでの対応が時としてなされている。もちろん、笑いごとではないことに、うつ病や子供のDV(ドメスティックバイオレンス)なども増えているだけでなく、命にかかわりかねない多くの病気の診察を患者自身が控えてしまっている。

これを腹立たしく思うのは私だが、「経済と命の対比論法」に対して私以上に怒りをため込んでいたのが菅首相だと思われる(あくまで想像だが)。

春には「8割おじさん」などもいて「専門家会議は、とにかくコロナのことしか考えない」という批判が一部の人々にはくすぶっていた。「東京はニューヨークを超える死者が出る」など、私に言わせれば限りなくゼロに等しい確率でしか起こりえないことを「理論的な推計としてはあり得る」などと主張して人々を恐怖に陥れ、自粛を過剰にし、経済を過度に委縮させた人がいたのは事実であると捉えている。

菅首相も、当時そう思ったのではないか。それで、感染症の専門家への不満や不信が募り、今回の感染拡大時も、専門家の意見は常に割り引いて聞いていたのではないか。

「専門家に影響を受けたメディア、さらにはメディアに影響を受けた結果として、国民全体がコロナを過度に恐れてしまっている。『命を優先しろ!』と、まるで言論テロリズムのように、感染対策を過剰に主張している。ここは(意地でも)経済を優先させなければいけない」と菅首相は思い込んだのではないか。

それ自体は、私も同じ方向の意見を持ってはいる。しかし違うのは「それはあくまでも程度問題で、バランスが常に重要だ」ということだ。確かに4~5月は感染症を極端に優先させ過ぎた。だが、10月以降の感染拡大に関しては、人々は4~5月のときの自粛にうんざりして、10月には自粛すべきことも一切しなくなってきた人が増えてきた。だから、感染対策を強化する必要があることは間違いなかった。



https://toyokeizai.net/articles/-/393686?page=4

「Go To」は史上最悪の経済政策かもしれない

気持ちは分かるが、菅政権は過ちを犯している

小幡 績 : 慶應義塾大学大学院准教授

2020/12/05 11:00

しかし、それよりも重要なのは「経済を優先させることと、Go Toを意地でも続けることはまったく別問題」ということだ。さらに、前述のように、Go Toはそもそも経済的にもマイナスだから、いかなる意味でも、即刻全廃すべきなのだ。菅首相はそこがまったくわかっていない。

菅首相の認識が間違っているだけなら、極端な話、首相がコロナ対策を担当しなくなれば、問題は解決するはずだと思われるかもしれない。だが、そうではなく、社会的に分断が生じてしまったことが最大の問題であり、永続的に消えなくなってしまっていることが問題なのだ。

Go Toに行く人々は、極端に言えば「行動制限はとにかくいやだ。隙あらば、動きたい」という人々だ。これはこれで理解できる。彼らにとっては、コロナ対策の自粛要請は嫌だし、そもそも営業活動が阻害される人々にとっては迷惑極まりない。

一方、コロナをもともと恐れている人々は、感染が広がっているのに、活動を続け、4~5月よりも拡大している人々に不満、憤りを感じる。もし心が広い人で憤りを感じなくとも、そもそも感染の可能性をより恐れるようになる。

これは合理的だ。感染の可能性は高まっているし、自粛する気がない人々の行動の結果、彼らが活動している外にはますます出にくくなってしまう。この2つのグループの感情的な対立、行動様態の分裂は確定し、断絶は深まる。この結果、感染症対策としても社会が一体となって対策を行うことが最重要なのに、それが失われてしまう。さらに、感染症対策とは別の側面でも、感情的な分断が残り続ける。社会が一体化しているという日本社会の長所が失われてしまうのだ。
今必要なのは「異常な経済刺激策」ではない

結局、菅政権が決定的に誤っていることは、経済を動かすための起爆剤としてGo Toを評価し、また起爆剤が常に必要だと思っていることだ。これは根本的な欠陥だ。

今必要なのは、起爆剤でもないし、刺激ですらない。異常な景気刺激策ではないのだ。「アフターコロナ」とは日常への回帰であり、正常化、平常化なのである。Go Toという政策は異常であり、異常事態でお祭り騒ぎをして、凍っている経済を溶かし、凍土をぶっ壊すことを目指しているようにしか見えない。それが根本的な間違いだ。

正常化するには「コロナを過度に恐れる必要がない」とすべての人々に理解させることが必要だ。その状態を作ることが必要だ。淡々と感染症対策をし、リスクの高い高齢者、リスクの高い施設に対する対策を徹底して行う。後はマスクをして、慎重に、ただし普通に行動する、生活する、経済活動をすることなのだ。

Go Toを使う人は非日常を求めて非日常的に行動し、Go Toを嫌う人は日常に戻れずに、引きこもる。そして社会は分断される。このような結果をあえてもたらすGo To政策は、史上最悪の政策なのだ(本編はここで終了です。

(以下競馬関係の内容は省略)


旅行業界の罪と菅義偉の罪

 田川博己→坂巻伸昭

全国の医療関係が少しずつ怪しくなってきた。 

大勢の犠牲者を横目に、旅行業界はもっともっと金を出せと手を伸ばしてくる。

誰が感染しようが、感染でどうなろうが、命より暮らしが大事。高齢者が何ん死のうが現役世代の生活が大事。嫌、本音を言えば、末端の宿泊・飲食・観光業の暮らしは色々事情があるだろうけど、本当に大事なのは、元締めの大手観光業の財布の中と暮らしぶり。

コロナの前から、嫌、この10年の努力は、インバウンドビジネスに国を振ってきて、そろそろ大博打を目論んできた大仕掛け。準備段階で金も動いた。

税金で作ったクーポンを餌にインバウンド業界超刺激策。

それをそのまま、コロナ禍で展開。全く何も考えずに。準備していたものをそのまま。

犯罪だよ。

病人の老人にトライアスロンを強いる政策。治癒して体力が回復してからなら常識だが、それを無視して景気刺激策になる訳がない。

心底犯罪だ。高齢者がばたばた入院して遺体になろうが構わずGoGo。

目的が途中から変わっている。

景気刺激が目的だと思っていたら、高齢者を減らすことが目的になっている。

旅行業界は、特に大手の元締めは、自分の財布が太るなら、片棒を担ぐことを厭わない。

/

 旅行業界は、自分たちのヘルプばっかり要求しているが、自分たちのことより、病院で苦しんでいる人への支援、病院への入れない人への支援を優先しろとどうして声を上げないのか。

病院で苦しんでいる患者、医療界傾斜を横目に、どうして営業しているの。わざわざGoToの手間をかけて。

やっていることは患者製造。

お前の店に来る人は、口を開けないで話をして、口を開けないで食事して、口開けないで笑っているのか。

お前らも口を開けないで接待しているのか。

マスクしようが、3密回避しようが、確率がゼロになる訳ではない。

客はタイムトンネルを通ってくるわけでもない。途中で幾つもコンタクトポイントを抜けてやってくる。

感染は広がって当然。

それで病院は死のうとしているのに、お前ら旅行業界は、自分が生きるためだから他人がどうなろうと知ったことかでやっている。その死に掛かっている人の税金迄使っているんだよ。

おまえは、しばら、GoToはいいですと言えないの?

/

菅義偉、加藤勝信、西村康稔

こいつらがいかに馬鹿か、安倍晋三の時代から変わらぬ駄目政策を続けていて、いよいよ顕著だ。 

世紀の悪政GoTo事業と一緒に残す名前だろう。

尾身茂

一般論として変な前置きを付けて、人が動けば感染が広がるのは自明と言い始めたらしい。

馬鹿だよ。最初に言うんだよ。忖度してさんざんウイルスを撒き散らした後になって、自称専門家が言うことか。

高齢者の次は零細企業がターゲット:

旅行業界と菅義偉の罪はまだある。

自然淘汰。弱肉強食。零細企業つぶし。零細企業を援助する政治姿勢は経済の効率化を妨げているという主張を受けて、意図的に、末端、現場の業者を振り回している。

菅義偉は、観光業界以外も視野に入れている。産業全体の効率化のために、極端に言えば、国際競争力を持たない企業は全てつぶしていこうとしている。一つの考え方だが、それを説明することはない。

※ 

<悪魔のシナリオ第2幕>

超高齢化社会からの脱出。頭の悪い権力者にとって手っ取り早い方法は感染症を利用して高齢者を社会から一掃すること。

数年おきに発生する新型ウイルス感染。新たな未知のウイルスが入ってきたら、やることは一つ。ウイルスを全国に蔓延させて、高齢者を感染させればいい。

行きがけの駄賃、利権と還流は忘れない。

以上は、安倍晋三-菅義偉政権で進行中の第1幕。

新型ウイルスは次々変異して襲ってくれる。如何にスムーズに高齢者の体内に送り込むか、悪魔の手先たちは、高齢者から巻き上げた税金の上の胡坐をかいて考えている。

感染症予防のために作った機関は、今は逆のことをやっている。専門家としての名誉も誇りもない。 ポジションを独占して、一般の善意の医療団体の入る隙を与えない。完全の意コントロール下に置こうとしている。

/

尾身茂。GoToキャンペーン~GoToトラベルを前にして、人が移動するだけでは感染しないと宣ったのだ。 2020初夏の頃。変なことを言う爺と思ったら、師走の大流行が視野に入ってきて、慌てて、一般論として人の移動は感染を促進すると言い始めた。

/

コロナ禍の今なら誰でも知っている簡単なこと。それを尾身茂も敢えて無視する発言。菅義偉も同様。ただ、馬鹿に見えるだけだ。もともと馬鹿の加藤勝信も西村康稔もそのまま馬鹿を続けている。

ウイルス感染の基本事項 (常識)

  • ウイルスは普通の人の体内で増殖する。人の体内で安定して存在できる。
  • 人がウイルスを運ぶ。 人の身体がウイルスを運ぶ。
  • 感染した人(体内でウイルス増殖中または生存中)は、常にウイルスを撒き散らす。唾液、飛沫、糞便。だから、トイレに行っても、会話をしても、歌を歌っても、くちゃくちゃものを食べても、咳をしても、くしゃみをしても、ウイルスを撒き散らす。
  • 感染は、人と人の直接、間接の接触によってなされる暴露がスタートポイントになる。暴露から着床・増殖は健康状態の影響を受けるもある確率で成功する。
/
  • 感染を止めるには、
  1. 人を隔離する。
  2. 人の移動を止める。
  3. 人と人の接触を止める。
/
 
GoToでやっていることは、人を移動させ、他の人と直接間接に接触し、あちこちで食べる、話す、歌う、笑う、トイレを使うこと 。全て、感染の要件を満たす行為ばかり。症状があれな注意もできるが、軽症とか無症状なら注意の使用もない。
 
GoToは人体活動のない只の移動ではない。尾身茂は分かっていて、GoTo問題なしと言ったのだから犯罪行為そのものだ。
 
尾身茂に馬鹿を言わせて、何が気に入ったのか、エビデンスが無いと言ってGoToを続ける菅義偉は国の犯罪其のものだろう。GoToやってインパクトゼロなら、それは誰の移動していないし接触していないことだ。GoTobの成果など出る訳がない。予約とキャンセルのままごとでも金が動く仕組みに問題ありかも。

/

悪魔のシナリオ第2幕は、零細企業、国際競争力を持たない企業の淘汰。
コロナ対策を見ていたらよく分かるだろう。GoToと自粛と押したり引いたりして、誰が困るか。現場の体力のないお店。

観光業であれ、医療機関であれ、待ったの人々、組織に気を遣う気持ちは全く感じられない。むしろ、嬉々としている。

地方の金融機関をまとめる話も、統合と言えば聞こえは良くても、やることは、大手への組み込み。
 
第1幕の馬鹿は加藤勝信、西村康稔がやらされた。 
第2幕は、河野太郎。規制緩和、行政改革の先にあるのは、零細企業の一掃。
民主党に出番は来ない。
 
 

無意味な高齢者GoTo自粛!菅義偉の本音は感染列島炎上地獄?

コロナ炎上

 コロナにお手上げ

 

無意味な高齢者GoTo自粛!菅義偉の本音は感染列島炎上地獄?

東京都高齢者GoTo自粛 が示す菅義偉内閣のコロナ頓珍漢

菅義偉、加藤勝信、西村コロナ担当が如何にコロナ感染症を理解していないか。今日の菅義偉のGoTo自粛の内容でよく分かる。

高齢者、疾患者のGoTo利用自粛要請にどういう意味があるのか。

中には、GoToで飛び歩き食べ歩きの馬鹿老人、馬鹿病人もいるだろうが、多くは、家にこもって自らを世間から隔離しているのだ。それにも関わらず、若い人が外からウイルスを持ち帰って家族間感染、家庭内感染を広げている。それが実態。

菅義偉の打ち出した高齢者自粛には、高齢者を危険に晒すリスクについて殆ど意味をなさない。率直に言ってバカ。馬鹿は菅義偉だけじゃない、加藤勝信も、西村コロナも。頃のの3バカ大将みたいなものだ。

百合子が政府に要請した基本形はGoTo停止。当然発着停止。

菅義偉はそれを拒否して、全く意味のない形式的ないい加減な妥協案で済ませてしまった。

菅義偉の高齢者自粛案は高齢者の死亡リスクに対しては殆ど意味がない。「悪魔のシナリオ」の手綱は緩めないという意思表明だろう。

見かけ上は、東京を止めればGoToが止まってしまうから、東京を止める訳にはいかないという形式的なスタンス。本年は感染列島、全国炎上を狙っているのだろう。

毎度のことだが、GoToと感染拡大は関係ないと言っているんだから、札幌も、大阪も、東京も、自粛要請などする必要がない。菅義偉は如何して、GoToを弄り回しているのだ。エビデンスがないという詭弁が通じなくなってきたからか。責任転嫁したいからか。何年、同じことをやっているんだろうね。

 

 

/

https://times.abema.tv/news-article/8635899

小池都知事、高齢者と基礎疾患のある人の東京発着自粛を要請 西村大臣が明かす GoToトラベル
2020.12.01 18:47
 西村経済再生担当大臣は小池知事からGoToトラベルについて高齢者と基礎疾患のある人については東京発着の旅行の自粛を呼びかけるよう要請があったことを明らかにした(ANNニュース)

/


https://www.jiji.com/jc/article?k=2020120100995&g=pol

GoTo東京発着、一部自粛要請 小池知事、高齢者ら対象に17日まで

2020年12月01日20時37分


菅義偉首相と首相官邸で会談後、報道陣の取材に応じる小池百合子都知事=1日夜、都庁

 菅義偉首相は1日夜、東京都の小池百合子知事と首相官邸で会談した。新型コロナウイルス感染の再拡大を踏まえ、小池氏は国の観光支援事業「Go To トラベル」の東京発着分について、65歳以上の高齢者と基礎疾患を持っている人は利用を控えることを呼び掛けるよう要請。首相は「都の対応として理解できる」と応じた。小池氏は自粛期間を17日までと説明した。

GoTo「国が判断を」 時短営業、協力呼び掛け

 小池氏は記者団に「都民、国民の命と暮らしを守る観点から、重症化リスクが高い65歳以上の方、糖尿病、心疾患など基礎疾患をお持ちの方に対し一定期間、利用の停止、自粛の呼び掛けを行っていただくように要請した」と語った。「いろいろ考え、自粛という結論に至った」とも述べた。
 小池氏は今後、都議会への報告や都の対策本部会議の開催などの手続きを進める。キャンセル料負担の扱いについては国の判断に委ねる考えを示した。一方、首相は記者団に対し、要請を受けた具体的な対応を明らかにしなかった。
 会談は約20分間。国と都で連携し、感染拡大を阻止することでは一致した。トラベル事業をめぐっては東京を対象から除外するかが焦点だが、首相と小池氏は、ともに利用の一時停止などの措置には踏み込まなかった。都内の感染者数が増加する中、引き続き厳しい対応を強いられる可能性もある。


Rakuten

Popular Posts:Last 7 days

Popular Posts:Last 30 days

Popular Posts:Last 365 days